この世はいつでもディストピア

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夜型人間にとっての「朝活」という地獄

こんにちは、カラマゾフです。

 

私は典型的な夜型人間です。読書も勉強も夜にやるのがはかどります。また、寝る時間も常に後ろへ後ろへとずれていきます。

 

「気合を入れて早起きしろよ!」「朝を制する者が人生を制するのだ!」といったお説教をしてくれる人もいるかもしれませんが、話はそう単純ではありません。朝型なのか夜型なのかは遺伝子レベルの体質で決まっていて、気合でどうにかできるのもではないのです。

 

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おそらく、夜型には私の自閉症気質も関係しているのでしょう。まあ、そこは置いておいて、今回はそんな夜型人間が、朝活を実行した場合に起きることについて、書いていきます。

 

何とか起床できるが、何もできない朝

「朝活!!」ということで、午前六時に起床します。個人的には起床に際して特に困難はありません。「寝起きが異常にいい」という体質なため、眠気をこらえつつも何とか布団から抜け出すことができます。

 

そしてコーヒーを淹れて、パンをかじりつつ、熱さをこらえてグイっと飲み干せば、もう眠気はあらかた飛んでいます。こうしてみると、なんとも有効な朝の時間がスタートしたように思えます。しかし、ここからが地獄なのです。

 

さて、カフェインの力で覚醒したところで、勉強や読書に取り掛かります。勉強だったら英語、読書なら哲学入門の書籍などといったところです。朝のスッキリした頭であれば、英語だろうと哲学入門だろうとスイスイ読めるはずなのですが、そうではありません。

 

むしろ、頭に靄(もや)がかかったように、遅々として読めないのです。無理やり読み進めようとしても、内容の理解ができず、字面の上をすべるようにしか読めません。

 

黙読ではらちが明かないので、声に出して読んでみるのですが、それも上手くいきません。内容の理解がおろそかなまま、声だけが空虚に響きます。

 

「やっぱり、頭を使う前に体を動かそう!」となり、ランニングや筋トレなどをしてみようとしても、同じような困難が待ち構えています。体が錆びついたようになり、まるで動かないのです。

 

そして、動かない頭と体を持て余した私は、ふと、「朝の空気」を味わい始めることになります。

 

私は夜型人間のくせに「朝の空気」が好きです。あのひんやりと張り詰めた空気や、柔らかく差し込む朝日が好きです。その心地よさに浸るあまり、やる気が全く出ずにボケーっとしてしまうこともよくあります。

 

そうして、睡眠時間と朝の有効な時間を失った私は、心地よい朝の空気に包まれながら、だらだらと時間を過ごすことになるのです。

 

エンジンがかからない午前

ということで、朝の時間を台無しにした私は、バイトや学校に向かいます。休みの日であればそのまま二度寝コースなのですが、人生そんなにうまくはいきません。

 

ただ、バイト先の業務や、学校での勉強に取り組み始めた私は、ある困難に直面します。頭が動かないのです。そもそも、朝に早起きをした時点で睡眠時間を削っています。夜に早く寝ればいいのですが、私は寝起きがいい反面、寝つきが悪い体質です。そのため、早寝ができず、必然的に遅寝になってしまうのです。

 

睡眠不足の頭は、平常通りの回転数を出してくれません。エンジンがかからない車を必死に運転しているようなものです。

 

また、前夜奇跡的に早寝ができていても、早起きしたことの悪影響からは逃れられません。なんだか頭がぼーっとするのです。寝不足とはまた違う頭痛のようなものに襲われるのです。

 

そうして、回転数の低さや、頭痛をカフェインでごまかしながら、何とか午前中を乗り切ります。

 

エンジンの回転数は上がるが、空回りする午後

回転数の低さをカフェインでごまかしていた午前を終え、昼食をかきこみ、できるだけ長い時間仮眠をとったら、午後の時間を迎えることになります。

 

仮眠の後のアイスコーヒーほどおいしい飲み物はないと、私は思っています。グイっと飲み干して、頭の回転数を一気に向上させていきます。午前中には時間がかかっていたタスクが見る見るうちに進んでいきます。まるで人が変わったようです。

 

しかし、決して作業は正確ではありません。回転数が上がった反面、精度が落ちてしまっているのです。まるで、エンジンは動いているのに、どこか空回りをしてしまっているかのようです。

 

もしくは、ハンドルがとりにくくなってしまった感じでしょうか。午前中はエンジンが動かない車を何とか運転していたのが、午後は、エンジンは上手くかかるのにハンドルの効きが悪い車を運転しているような感覚です。

 

また、集中力の切れ目には相変わらず眠気が襲ってきます。それに耐えつつ、何とかタスクをこなしていく感じです。

 

オーバーヒートしてしまい、眠るにも眠れない夜

さて、何とか午後も乗り越え、帰宅時間になりました。家に帰り、早めに寝て明日に備えようと思います。しかし、そうは問屋が卸しません。午後に回転数を上げた脳みそは、ここにきてオーバーヒートを初めてしまいます。

 

午前中も午後も、睡眠不足のために読めなかった本が読めるようになったりします。また、眠気を感じるようになるまでユーチューブなどで時間をつぶそうとすると、「眠気を感じなくなってしまっている」ために、かえって寝つきの時間が遅くなります。

 

また、何もかも放りだして布団に入っても、寝付けないまま一時間、二時間と空虚な時間が流れます。結局、布団から飛び出して勉強やネットサーフィンをすることになります。しかし、オーバーヒートしているので、勉強の効率は決して良くはありません。

 

そんなこんなで、時間はどんどん過ぎてしまい、結局遅い時間に寝付くことになります。昼間にカフェインを控えていても同じことです。おそらく自律神経が、寝不足に耐えかねて一種のバグのような状態に陥っているのでしょう。

 

神経が立ってしまい、眠りに落ちることができなくなってしまうのです。

 

こうして、寝不足のまま、次の朝を迎えることになり、朝活は私の生活をむしばみつつけることになります。

 

 

夜型人間なら、朝活はやめた方がいい 

 ということで、ぐちぐちと書いてみました。

 

そもそも、朝型人間と夜型人間が存在することは、人間の進化の歴史とかかわっているそうです。

 

人間の祖先がサバンナで生きていたころ、全員が一度に早寝早起きをしてしまうと、夜行性の動物に襲われてしまいます。そのため、夜型の遺伝子を持った個体が夜遅くまで起きていて、警戒に当たっていたという事です。

 

この話は、ネットで読んだ記事なうえに、どこで読んだか失念してしまい、ソースはないのですが、とても理にかなった話だと思います。

 

 

そもそも、朝活の目的は「朝の時間を有効活用することを通じて、人生をより豊かにする」という事でしょう。朝の時間を有効活用できず、むしろ朝に起きることが悪影響を及ぼしてしまう私にとっては、朝活は「人生を貧しくする」行為にすぎません。

 

 

ということで、夜型の遺伝子を持った私は無理に朝活に取り組まないようにしようと思います。そうすることが、私の人生を豊かにすると考えるからです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。カラマゾフでした。